ヨネヤマママコさんからの贈る言葉
今日は銀座でパントマイムを見ました。私の王子様、あがりえひろ虫さんのパントマイムのソロを見るのははじめてて、良い席を取ろうと1時間前から雨の中から生徒と待っていました。あがりえさんのパントマイムはダンディでロマンチック、でも笑えて、ととても居心地の良い時間でした。王子様ステキ
そして、その日のスペシャルゲストのヨネヤマママコさんのパントマイムは本当に衝撃でした。この方がパントマイムを日本に広め、世界中に名をはせた方なのか、と納得。レストランのウエイターの裏事情みたいなものを表現していたのですが、もう二度とと外食したくない気持ちにもなるぐらいリアルでもあり、でも笑いが止まらなくもあり、だんだん男か女かよくわからない、神様の領域なのではないか?と思い始めました。舞踏で言えば大野師のような存在ですね。
そして、その後のトークショーはハンマーで殴られたような衝撃を受けました。彼女のパントマイムを築いてきた日々、それは孤独であり絶望であり、悪夢であった、と。ただ孤独とは 「個を毒する」ともいえ、酸いも甘いも毒を一人で堪能してきた人生だったと。語れない苦しみも多く、今もその絶望の狭間にいながらパントマイムを続けているのだと、明るく!話してくれました。
私ごときでも舞台やインド舞踊をやり続けることが孤独であり、辛いことも多いし、逃げ出したくなるけれど、世界のヨネヤマさんに比べたら蚊に刺される程度の苦しみ。そこから逃げないで孤独、”個毒”を味わい続けることができるのだろうか?とまだ頭がガンガン鳴り響いているのでした、、。ヨネヤマさんからいただいた言葉は一生忘れないでいたいです。
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