夢の見方
映画「フランシスコの二人の息子」を観ました。ブラジルの映画です。”ゼゼ・ジカルマゴ&ルッシーアーノ”という音楽ユニットの実話をもとに映画にしたものです。涙を流しながら最後まで見届けて思ったこと。本当は映画の中の母のように旦那と子供のことだけを生きがいに生き抜く母になりたかったこと。子供に期待をかけて一生をかける父親になりたかったこと、旦那の成功を夢みながら支える妻になりたかったこと、本人の夢を追いかけて疑いもなく突き進んでいたころ、、、などなど走馬灯のように思い出が駆け巡る映画でした。今の私はだれにも当てはまらず、期待してかなえられない夢は見ないようにして自分を守りつつ、本当にこのままでいいのか、と立ち止まる日々。もう一度恐れないで夢を見てもいいのではないかしら、、と勇気を持つ映画でした。「僕が家を出るときに、母さんは言った『どこに行っても母さんはお前と一緒だと』母さんは知らないのさ。僕が本当に家を出る理由を。でも本当は知っている。息子はいつか鳥のようぬ羽ばたいて去っていくことを」泣ける歌詞です、、。私の母も父も私のことをいつかは羽ばたいていく娘だと言っていたけれど、私は今でも羽ばたいて巣立っているのでしょうか?巣からも出られ巣羽ばたきもせず、巣にも居られないような漂う気分になる今日この頃。もう一度夢を、、羽ばたく夢を、、。恐れずにみないといけないと思いました。
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